昨日より今年度の授業がスタートしました。授業の前には関西の文化である十日戎のために大阪の今宮戎へ行きました!(生憎の雨でしたが、、)
生徒は関西出身じゃない生徒もいるのでとても新鮮だったのではないでしょうか。
今日は、その新学期1回目の授業で感じたことを記事にできたらなと思います。
起業を通してどんな人財になる?
私達は起業を学校名にも入れている通り、起業をテーマにして取り組みをしています。しかし、起業はあくまでも手段であって目的ではありません。起業したことや資金調達したこと、メディアにでたなどの結果も重要ですが、どういう過程でそれを達成したか?もより重要だと考えています。
みなさんは、起業家教育と聞いてどんな印象を受けるでしょうか?
・「起業する人が学ぶ教育?」
・「優秀な人が学ぶ教育?」
色々答えが返ってきますが、そうではありません。
起業家教育とは「起業家的な精神と資質・能力を育む教育」です。
チャレンジ精神、創造性、探究心、情報収集、分析力、判断力、実行力、リーダーシップ、コミュニケーション力などその過程で得られる能力はこれから社会で行きていくために重要なスキルや経験を養えると確信しています。
自分の人生の目的を考え、起業を通してどうやって叶えていくか?を考えてビジョンを実現してもらいたいというのが基本的な考え方です。
起業をする前に
上記のような前提はありますが、起業する以前に高校生と話して感じるのがコミュニケーション力の欠如です。
私は仕事柄もあり、いろんな高校生から問い合わせが来てアポイント等をお願いされます。結論から言うと断りません。その理由は「高校生に挑戦する機会を作りたい」から。もちろん全部内容も見ていますが、最終意思決定は高校生だからです。
ビジネスは信頼で成り立っているので、高校生でも信頼関係を作っていくスキルが必要です。それは小手先のテクニックではなく、自分のアツい想いしかないと思います。
・なぜその人の時間がほしいのか?
・自分なぜそういう行動をしているのか?
これらをストレートにぶつけ、本気度や想いで信頼を作る。しっかりとしたコミュニケーションを取れた先に一緒にビジネスをする関係性が作れる。
だからこそ、彼らには1つ1つ丁寧に発信をして1歩ずつ前に進んでほしい。自分を自分らしさを「表現」してほしいと感じました。
同級生はもちろん、先輩後輩、これから出会う起業家の方々などたくさんの人に出会うことができるので積極的に活かしてほしいと思います。
新学期も生徒たちの成長を促せるよう環境を作っていきます!
PS.1月14日(金)17時前後に朝日放送テレビ「CAST」にて特集の放映が決まりました。ぜひ御覧ください!