沖縄で初めて地域の教育格差を感じた話

今年の夏の話。

学院長が経営する株式会社Armory(アーマリー)は
事業の一環で沖縄県嘉手納町の中学生に向けた
アントレプレナーシップ教育のプログラムを提供しました。

嘉手納町は8割米軍基地が占めているという特殊な地域です。

そして沖縄県自体、進学率や子供の貧困率で
47都道府県で最下位となっています。

今回依頼をいただいた沖縄での取り組みは、何かに
チャレンジする過程で得られる成功/失敗体験を通して
自分の強みや得意を見つけるということでした。

まず、プログラムを提供していく中で
とても印象的だったのは「ないちゃー」という言葉でした。

沖縄の方言で沖縄外のことを「ないちゃー」という
表現をしていて、自分達は沖縄にいるから
チャンスがないという言葉の裏返しでした。

個人的にはとても衝撃的で、
機会や環境でここまで違うことを痛感しました。

それらに変化を与えるプログラムとして

一日目
・アイスブレイク
・起業家対談
・夢の語り方

二日目
・身近な課題から解決することの大切さを知る
・沖縄県の課題を解決するためのアイデアを考えよう
・考えたアイデアをポスターにまとめて、発表しよう

を提供しました。

最終的には漫画が好きだから、実際に漫画を書いて
SNSにアップロードしてみたい!という
女子2人組がいました。

彼女たちは東京から一緒に参加してもらった、
ドラクエやウマ娘などをプロデュースしている
マネージャーと繋がることができて、
夢に向けて前進できたのかもしれません。

アントレプレナーシップ教育は起業するための教育ではなく、
自分で夢や目標を持って挑戦する人をサポートする教育です。

この沖縄での体験や気付きをヒントに、
起業家育成高等学院のカリキュラムも
よりアップデートしていきます!