「生徒が創る」学校

こんにちは。学院長の福永祐作です。

2022年起業家育成高等学院が学校として、大きく成長できるのではないかという感覚があるのでそれを文章にできたらと思います。

授業のアップデート「ツキイチ戦略会議」

2021年、様々な課題の解決策を考えていました。

・学校を運営陣、生徒関係なく1つのチームにする方法は?
・生徒がより成果を出せる仕組みは?
・もっと主体的にもっと楽しい学校にするためには?

それらを考えたときに、出たアイディアが「生徒が学校を創る」というものでした。

生徒と話していて、理解のできない校則があったことに疑問を持ったりもしていたのを思い出しました。

起業家育成高等学院も運営側から文化を創るという意味で、起業家になるためには「◯◯が基準だから」と言ってマネジメントをするのは簡単です。

しかし、やらされ感が出たり理解できていると実際にできるは別の話です。

いくらかっこいいルールを掲げたとしても、体現するのは生徒自身です。

そう考えると、生徒が主体的になるような設計が必要でした。

毎月やっている授業の中に月1回、1ヶ月にやったことを振り返る授業がありました。

それよりゲームチックに楽しく学べるようにアップデートをしたのがこのコンテンツです。

生徒の理想のゴールの1つに社会を変える起業家になるというのがあります。

とても大きな志で素晴らしいですが、難易度も高く難しいものです。

そのためにはスモールステップで成功体験を得る必要もあります。

本校を「小さな社会」と見立て、学校の課題やこんな授業がほしい!こんな人に会いたいなど生徒がアップデートをするような授業にしました。

ツキイチ戦略会議で得られるスキル例

実際に授業では、たくさんの提案がありました。

真面目な内容でいうと
・ビジネスモデル分析
・ファイナンス
・法人の理解など

違った切り口でいうと
・TikTokで高校の発信がしたい
・体育の時間がほしい
・修学旅行がほしいなど

彼らがどんな思考で物事を考えているかが理解できますし、それらを実行して行動に変えることができれば私達も嬉しいですし、彼らの成長にも繋がります。

そんな感じで、生徒とともに成長する環境を創っていきたいです。

生徒の感想「新鮮で楽しかった」

とてもありがたい意見の反面、感じることもありました。

新鮮さの正体は「自分で提案」していくという行為です。

彼らは従来の教育で受け取ることに慣れています。しかし、ビジネスではどんどん提案したり自らアクションすることが求められます。

今は提案することが楽しいと思えているのが大きな成長ですが、これからは実現できたことに楽しさを覚えてほしいと感じたので、学校を通してそれを実現していきます。

1歩ずつ前に進みます。